植村明美
鶏だし専門店 信濃屋+(しなのやプラス)
五反田で鶏といえば信濃屋
グッドクロスで働くことになったとき、友人に職場が五反田になると言ったところ、「美味しい鶏屋さんがあるからお昼にお弁当など買ったらいいよ」と教えて貰いました。
それが信濃屋さん。
なんとその美味しさを求めて、全国から注文があるそうです!
2020年2月1日放送のアド街ック天国でも紹介されていました(追記)。
昨年原田社長とれい子さんの東京マラソン出場が決まり有志で練習していた際も、走った後に「たんぱく質補給」と称して店先で食べる(正確にはいつも社長かれい子さんに買っていただいて食べていた)焼とりが何より皆の楽しみでありました。
鶏の美味しさについて語るうえで、ブランドだったり産地ばかり素人は考えてしまいますが、絞め方や解体方法、配送の仕方や解体してからの時間なども大きく関わってくるんですって。信濃屋の鶏肉が美味しいのは五反田のお店で1羽丸ごとの鶏を解体して販売しているから。だから美味しさが全く違うんですね。
ウエムラが子どものころは町に1軒か2軒は鶏専門にお店でさばいて販売するお店があったものですが、最近ではすっかり見かけなくなった、そんな販売スタイルを護っているお店で創業から70年の歴史があるそうです。
信濃屋+(しなのやプラス)
その鶏といえば信濃屋さんの創業者のお孫さんである若き後継者が新しい形態で2号店としてスタートさせたお店。それが信濃屋+(しなのやプラス)。2018年7月9日OPENしました!
鶏だし専門店
鶏だし専門店。美味しい鶏でとった鶏だしと、そのだしをベースに作られたスープ、そして美味しいお惣菜のお店です。
外観も内装もお店の方達も大変スタイリッシュ。新しさを取り入れながらも歴史ある信濃屋の味をそのまま受け継いでいます。
スープ
スープは鶏だしをベースにした具だくさんのスープとポタージュが週替わり、日替わりで用意されています。
大きさはS320円、M450円、LL850円。
プレーンなベースとなるプラススープもあります。
スープにご飯やパン、鶏おこわがセットされたものを選べばランチにも最適です。
なんとパンはパン・オ・フウのもの。こちらのお店用に特別に小さめのサイズに焼いてもらっているそうです。
お惣菜
他にもちょっと食べたい、という方にはお手頃なお値段で手づくりの美味しいお惣菜が揃っています。どれももちろん信濃屋本店の鶏を使っています。
店長のイチオシはチキンロール。作り方は企業秘密ですが、中に巻かれている牛蒡の下ごしらえから大変な手間がかかっている一品です。
ズッキーニの肉詰め 90円
ピーマン肉詰め 90円 お肉がしっとりしていて臭みがなく美味しい。
煮卵は中は半熟とろ~り
そして本店で曜日限定で販売される大人気のもつ煮込みも買えます!甘過ぎずしょっぱ過ぎず優しいお味なのにしっかり味が染みてます。
これは鶏冠をモチーフにした店内の装飾。お洒落です。
三代目
店長の石坂さんは鍋パーティーなどをするときに信濃屋の鶏のスープを使うとお友達が美味しさにびっくりしてとても喜んでくれるそうで、その美味しさを沢山の人に知ってもらいたいという気持ちからこちらのお店をスタートさせることになったそうです。
お家でスープやお料理をつくるベースとして使える鶏だし・信濃屋だしももちろん買えます。
ホームパーティーの手土産にも喜ばれそうですね。
お話を伺っていたところその後方に本店の店頭でおなじみの大やかんを発見。なんだかほっとします。
爽やかで明るいお店の雰囲気に負けない素敵な笑顔のスタッフと美味しいスープとお惣菜が待っていてくれるお店です。
サムゲタンという鶏をつかった料理がありますが、韓国では土用の丑の日みたいな時に食べる習慣があるくらい、鶏のスープって滋養があるものなのだと思います。
冬場のスープのベースとして、鍋のだしとしてはもちろんのこと、夏は暑いとつい冷たいものばかり摂りがちですが、夏バテしないためにもさらっと食べられて栄養が身体に沁みわたるスープは断然おすすめですよ。
店舗情報
信濃屋+(しなのやプラス)
住所:東京都品川区西五反田1-11-5 1F
営業時間:営業時間 10:00〜19:30(売り切れ次第終了)日・祝休み
公式サイト www.shinanoya-plus.com