植村明美
東京マラソン2019の当選が判明してから3ヶ月。
週1回の練習に加え、先日は駒沢でおこなわれた6時間耐久レース(リレー)にも出場しました。
今年の走者の矢後さんと河口さんの走りは見ていて安心できるものでありまして、あとはもうコンディションを整えればOKなんじゃないかというくらいです。
去年のどきどきハラハラだ感とはうってかわり今年はこの安定感のままで3月本番を迎えそうです。
ではお話を伺いましょう。
東京マラソン2019 マクドナルドスマイルランナー、河口孝一顧問です。
河口さんは一昨年も出場したので、今度が2年ぶり2度目の東京マラソンです。
――河口さん、2度目の出場となりますが今のお気持ちはどうですか?
フルマラソン、公式な感じはこれで最後かな。
――え!? いきなり引退宣言ですか。
というか東京マラソンはもういいかなという感じ。もうわかっちゃったし。
――ホノルルマラソンなんてどうですか? 応援という建前でみんなでいきます。
あとね、グアムがいいらしいよ。
――それはいいですね! グアムマラソンもあるんですね。
では今回の目標を教えてください。
今度は前回のリベンジだから。前回止まっちゃったでしょ。
年を重ねるときつくなるんで、少しでも前回より(タイムが)良くなればいいかな、と。
前回は6時間10分位だから。
一昨年、初めて東京マラソンを走った時は、途中GPSで追っていた河口さんが全く動かなくなり、「棄権か」と思われたものの見事完走したのでした。
――では6時間を切るのが目標でしょうか。
いや、5時間に近づくこと。
今までフルマラソンやってきて、と言っても若かりしころね、40代の。大体5時間を切っていたから。5時間切りをできれば目指したいけれど、まあ5時間半かな。でも密かな野望は5時間切ること。
楽しいですよ。自分を傷めつけるのが好き。追いこむのが好きだから。
そして今後はもっとお気楽なのに出ようかなあと。ほら、当るかどうかわからないでしょ? この大会って。そうじゃなく確実に出場できるのがいいなあ。
あとは沿道の応援に笑顔で答える。とにかく止まらない。少なくとも浅草橋は超えると矢後さんは言ってた気がするんだよね。
週1回のペースで行っているグッドクロスの昼練ですが、河口さんは監督と呼ばれています。呼ばれているだけでなく、すっかり監督として皆を見てくれている気がします。
フルマラソン走ると、自信ていうのは確実につくと思う。自分が初めて完走したときは涙出たよね。ああ、やり遂げたんだ。できた! っていうね。全員が全員できるものじゃないじゃないですか。でもやったというね。子供に誇れるかなって思いました。
今は週に3-4回5kmのペースで練習してます。
それと本番までにジムに入ってランニングマシンでも練習しようかな。あれね、いいのあるんだよね。モニターでコースと一緒に前を走る女子が選べるの。それで時々振向いて「がんばれー」とか「タイム早すぎるよ」とか言ってくれるんだ。
それで以前練習していたことがあってその時は結構タイムが良かったんだよね。
河口顧問、ではそのマシンを頼りにぜひ、前回のリベンジを! 頑張ってください!