植村明美
仙台。
宮城県の中部に位置するこの町は、人口約109万人を有する東北一の大都市でありながら、杜の都と称されるとおり、中心部には青葉山があり、広瀬川が流れ、自然と文化が共存する美しい景観を誇っています。
また、夏には大きく華やかな飾りを見に沢山の人が訪れる仙台七夕があり、宮城随一の宿泊客数を誇る秋保温泉や、芭蕉が夢にまで見たという日本三景の一つ松島など、全国屈指の観光地を巡る拠点としても、東北のビジネスの中心としても繁栄する町であります。
筆者ウエムラの考える仙台はと言えば青葉城。青葉城と言えば恋唄が頭に浮かび、浮かんだら頭の中にはぐるぐるぐるとリフレインして止まらなく。Youtubeと化した脳内には勝手に音楽にのせて美しい森と広瀬川が浮かびます。
そんな美しい町にも悲しい歴史がありました。
1945年7月10日。
仙台はアメリカ軍が投下した10,000発以上の焼夷弾により、一面の焼け野原となりました。
しかし、仙台の人達は、悲しみを乗り越え、復興への歩みを止めず、翌年には仙台七夕が再開されました。
そして復興へのあゆみが続く1949年、現在の青葉区上杉に1軒のどら焼きのお店が創業します。
当初は仕入れたお菓子を販売していましたが、その後自分達で作ったお菓子をお客様にお届けしたいという思いから、製造を開始。
現在では、看板商品の餅入りどら焼きをはじめ、生クリーム入りの生どら、季節の和菓子やメッセージや会社名などが入ったメッセージどら焼きなどを自社工場で毎朝3時から、職人さんがひとつひとつ手作りで製造。仙台市若林区の本店はじめ市内5つの直営店と仙台駅、仙台空港などの店舗で販売しています。
(画像はHPよりお借りしております)
戦禍からも、東日本大震災からも復興した仙台の町ですが、新型コロナウィルスの出現で、今また人々の暮らしは、他の町と同様一変しています。
そんな中、なんとわたしたちのアマビエちゃんがこの度、こだまさんの美味しいどら焼きになったのです!
グッドクロスの名刺注文サイトBUSINESS名刺印刷所でダウンロードサービスをしているアマビエですが、既にぬりえとイラスト併せて予想以上のペースでダウンロードいただいております。
皆さんお籠り生活の中で、お子様と一緒にぬりえを楽しんでいただいたり、学童保育や老人ホームでご利用いただいたりしています。
仙台の復興の一助をお菓子でと創業された老舗のこだまさんが、今、皆さんの笑顔のためにと作られるどら焼きの絵柄に弊社のアマビエを選んでくださったというのは、とても嬉しく、大変光栄なことです。
アマビエどら焼きはホイップクリームの入ったタイプの生どらのうち、自家製の大納言あずきと生クリームたっぷりの人気No1の大納言にアマビエの絵がついたカワイイどら焼きです。
今、こういう状況で仙台には行けないですが、ご心配なかれ。WEBやお電話でもご注文可能です。
美味しいものは少し心を和ませてくれる気がいたします。
アマビエどら焼き
値段:300円(税込み)
賞味期限:90日(冷凍)
こだまのどら焼 HP