この記事を書いた人
渡部賢宏
渡部賢宏
旅客処理能力がすでに限界とされる首都マニラのニノイ・アキノ国際空港。
慢性的な混雑解消に向けて建設されたHARU近くのクラーク国際空港の新ターミナルが当初の計画から2年遅れて今年5月にようやく完成。
2022年5月2日より正式に運行が開始しました。
これに先がけて行われた一般オープン前の見学会に参加し、一足早く内部に潜入してきました!
新空港施設は既存ターミナルから約1.5キロ離れたところに開港し、国内線と国際線の全便が完全に移行しここから発着します。
新ターミナルの敷地面積は11万平方メートル。
非接触チェックインや自動手荷物預け機、授乳室、多宗教の祈とう室などもある国際基準の空港となっています。
年間旅客受容能力はコロナ前の420万人から800万人へ倍増し、首都圏デュアル空港としてマニラのハブ空港機能を一部引き受け相互補完する役割が期待されています。
ずらっと並んだ受付カウンターも旅行者を待ち受けているかのようです。