植村明美
空前の円安水準が続いています。
一向に上がらない給与、そして生活用品の重なる値上がり。
そんな中、「海外で働けば飲食店の時間給で就労したとしても年収1500万円になる」などという話が飛び交いました。
賃金が高いオーストラリアに行って稼ごうとする若者が多数渡豪したものの職に就くことができず、オーストラリアで炊き出しに並ぶほど窮している日本人の若者の姿が日本のニュースや情報番組で放送され、話題となりました。
「まさか日本の若者がこんな窮状に陥るとは」とショックを受けた方も多いのではないでしょうか。
彼等は主にオーストラリアでワーキングホリデー、通称ワーホリと呼ばれる制度を利用して滞在しています。
これは二国・地域間の取決め等に基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。
各々の国・地域が、その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し、二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
我が国は、昭和55年(1980年)にオーストラリアとの間でワーキング・ホリデー制度を開始したのを皮切りに、以下の30か国・地域との間で同制度を導入しています(令和6年6月3日現在)。
30か国で導入されてはいても、特に利用する人が多く人気のワーホリ先がオーストラリア。
理由としては
治安がよい
自然が豊かで観光やレジャーも楽しい
気候が温暖
移民大国として留学制度が整っている
時給が高い
年間2,800時間の日照時間
といった点が挙げられます。
さて、冒頭でお話した異国の地で窮地に陥った日本の若者たち。
彼等も個々に努力はしたのかと思いますが、炊き出しに頼るまでの事態を回避できる術が無かったのでしょうか?
現地で職に就けない日本の若者はどうしてこんな事態に陥ったのでしょうか?
理由1
英語力が足りない(世界中から職を求めて集まっている)
・母国語が英語以外の国の若者も英語習得ができている
・1人の求人に対し応募100人、200人という事がざらにある
・英語が不得手だから、オフィスワーク等ではなく飲食店などで働ければいいやと考えていても結局英語が不自由なく話せる人から採用される
理由2
職を選り好みしている
・同じカフェで働くにしても経験が無いのにバリスタとして就労を希望する人がいる
理由3
そもそもワーキングホリデーは若者が観光や勉学の為滞在する間に就労してもいいというもので出稼ぎ目的のものではない
・オーストラリアと日本の間で締結されているワーキングホリデープログラムは、両国間の文化交流と相互理解を深めることを目的としています。
年齢要件: 18〜30歳(申請時点)
滞在期間: 最長1年間(初回6ヶ月、延長可能)
目的: 旅行をしながら、旅行費用を補うために就労が可能
就労制限: バーやカジノなどの娯楽関連施設での労働は禁止
必要資金: 滞在初期に必要な生活費として、最低A$2500を持参する必要があり
(出典:日本国外務省および在日オーストラリア大使館WEBサイトより)
<オファー>
以上の理由を見てわかる事はやはり圧倒的な英語力の不足。そして職能の不足です。
その状況でいきなりワーキングホリデーに行くのは少々無理があるかもしれません。
しかしこの2つの問題を同時に解決できる方法があるとしたらどうでしょう。
無謀とはいえ行動に移すことを恐れない日本の若者を英語を通して応援したいスクール経営者様も多いのではないでしょうか。
グッドクロスの留学ではフィリピンクラーク地区の質の高い学校のひとつ「EGアカデミー」で開催しているバリスタプログラムのオプションをたった3,000ペソ程で付けることが可能です。
オーストラリアへのワーキングホリデー利用での留学を希望する生徒様にご提案いただいても魅力アあるプログラムで話題性もあり、差別化を図るには最適ではないかと思います。
概要は次の通りです。
バリスタプログラム概要(EGアカデミー)
対象: 18〜30歳のコーヒーに興味のある男女、初心者も歓迎
英語力: ビギナーレベル以上が推奨
プログラム内容:
・エスプレッソ抽出、スチーミング、コーヒー作り練習
・接客業やカスタマーサービスに関する基礎知識
・食品衛生や機械管理の講義
・コーヒーワークステーションの作り方や実践的なコーヒー作りの訓練
卒業セレモニー
スケジュール: 平日はバリスタ研修1時間+就業体験2時間
基礎から始めるバリスタ訓練に加え、カフェでの実務経験も提供します。
もちろんEGアカデミーはクラークでも伝統ある語学学校であり、英語の習得においても質の高い授業を提供しています。
https://www.pinpon.me/eg-academy
更にもう1校、Anglo English Language Centerという学校でもワーホリ対策の就業プログラムを開始しました。
こちらも1週間、提携するカフェで就業体験をし、必要最低限の技術と接客に必要な英語スキルを向上させることができます。
この年末年始は特に例年と比べ日本のお休みの期間が長い為、申込が多いことを見込んでいます。
話題性の高いプログラムの為、金額など少しでも気になる点があれば是非早めにお問合せのうえご検討ください
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出典:日本国外務省および在日オーストラリア大使館WEBサイト
https://www.mofa.go.jp/j_info/visit/w_holiday/index.html
https://japan.embassy.gov.au/tkyo/info_faq.html
さいごに
記事にあったワーホリ対策プログラム以外にも親子留学や年末年始の短期留学など色々ご対応可能です。まずは問い合わせて考えてみてください!