

本日4月24日は本州と北海道の間に電話が開通した日です。
1926年(大正15年)のことなので来年で100年を迎えることになります。
海底を通じて北海道との通話
本土と初めて声の連絡
いよいよ明日開通朝野の間に長い間熱望されて居た本土北海道連絡の電話線はこの程工事成り、二十四日からいよいよ実施の運びとなった。
当分の内は青森函館間と弘前函館間の通話に止まるのであるが青森函館局の中継器装置完成次第通話区域は拡張され、東京と函館はもちろん、室蘭、小樽、札幌等の各地とも通話開始さるるはずである、この津軽海底を横断する連絡電話線は陸上約十九里、海底約三十マイルのケーブルを敷設して通話路を創設したものでその通話不良に陥る事を防ぐため陸上、海底の両ケーブルとも特殊のものを用い約千八百メートル毎に装荷線輪をそう入するなど最新の技術を応用し青森函館間はほとんど市内電話と同様の通話が出来ると逓信当局はこれをほこりとしている。
尚この通話連絡の工事および中継器装置の総工費は約百三十万円を要したといわれて居る、通話料は函館、青森間は一通話四十銭(函館―青森間に電話が開通することを報じる1926年4月23日付東京朝日新聞の記事)
※表記を新字体と現代仮名遣いに変更しております
当時の新聞には「陸上約十九里、海底約三十マイルのケーブルを敷設して通話路を創設した」と書いてあります。
十九里は約74キロメートル、三十マイルは約48キロメートルなので、合わせて約122キロものケーブルを敷いたことになります。
すごい長さですね。
電話代行はテルトルにおまかせ
この100年で電話は進化し、今ではケーブルも使わずに1人1人が電話番号を持ち、通話ができる時代になりました。
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