TOP / 社員日記 2016.06.23

スマホでVR体験! Googleストリートビューで世界中をバーチャル散歩

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さて、前回の記事ではVRゴーグルを入手したご報告をいたしました。
次に試してみたのは、Googleストリートビューです!

スマホVRストリートビュー

まず、ストリートビューを起動します。すると、地図上にたくさんの赤い丸が表示されました。これは、Googleスタッフや一般のユーザが撮影した、360度の全天球の写真がアップされている場所を示しています。 

スマホVRゴーグル ストリートビュー

その中から、フィリピンのイロイロ市にある観光名所「モロ教会」を見てみます。画像を選択した状態で、右上に表示されるゴーグルのアイコンをタップすると、VRモード(左右に2つの画像が並んでいる状態)に切り替わります。

ここで、立体視の仕組みを簡単に説明しましょう。
右目と左目、どちらか一方の目をつぶって物を見ると、物が見える位置が少し変わりますよね。
ゴーグルを利用したVRでは、この状態を強制的に作り出します。つまり、左目と右目で少しだけずれた映像を見せることで、脳を騙して立体感を感じさせるのです。

まあ、あくまでも、錯覚だし、ね… と、VRゴーグルをかぶった私は、息を呑みました。まさに「自分がそこにいる感覚」なのです。足下から頭上まで、どこを見ても途切れることなく景色が広がっています。教会の天井は頭上遙か彼方にあり、使い込まれた木製の椅子には手が届きそうでした。私はモロ教会の聖堂に立って、そのまましばらく、柱の彫刻を観察し続けました。

「そこにいる感覚」というのは、写真を「見る」のとは全く違う、驚きの体験です。次はこの場所、今度はこの場所、と、気づけば1時間以上もストリートビューを楽しんでしまいました。

▼ VRゴーグルをより楽しむために
多くのVRゴーグルは、Nexus 6 / 6Pや、 iPhone6s Plusなどの大型スマートフォンが入る大きさに設計されています。大きいスマートフォンだと、自分の視界がディスプレイの映像で完全に置き換えられ、リアルな臨場感が得られます。一方で、iPhone5など、4~5インチクラスのスマートフォンの場合は、VRゴーグルのフレームが視界に入るため、一歩引いた視点から四角く切り取られた世界を覗いているような感覚でした。バーチャルな世界にどっぷりと浸るためには、ぜひ、大画面のスマートフォンで楽しんでみてください!

Googleストリートビューには、世界遺産などの観光地はもちろん、高い山の頂や海底など、なかなか訪問できない場所の全天球の写真が豊富に公開されています。通常のディスプレイでぐりぐりと回転するだけでも楽しいのですが、VRゴーグルで見てると、世界中を散歩している気分が味わえます!

高尾山ですら息切れする私が、万が一、ストイックに体を鍛え、スポンサーを集め、グッドクロスから長期休暇をいただいてエベレストへ挑戦するようなことがあっても… あらら? 登山後に見る景色はGoogleストリートビューで毎日見ている見慣れた風景…。旅行前の下調べには、VRの利用は控えめにしておいたほうが良いかもしれません。

(つづく…次回はいよいよ、動画を見てみます!)

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