後藤 真理子
1月23日(月)~29日(日)の日程で「品川やきいもテラス」というイベントが開催されています。
品川といえば、世界でも屈指の乗客数を誇るターミナル駅で、多くのオフィスビルが立ち並ぶビジネス街。そんな都会の真ん中に、全国から美味しい焼き芋屋さんが集い、さらには、購入したアツアツの焼き芋は野外に設置された「こたつ」で楽しむことができるという…。
この不思議なイベント、何としても調査しなければ!
ということで、寒空の下、マフラーで鼻まで覆い、背中にペタペタとカイロを貼って、気合いを入れて偵察してまいりました!
「品川やきいもテラス」の会場である品川シーズンテラスは、品川駅から徒歩5分。2015年にオープンした超高層ビルで、ふもとには気持ちの良い広大な芝生が広がっています。
平日のお昼にも関わらずイベントは大盛況で、学生さんから子連れのママ、ビジネスマン、年配の方まで、思い思いに焼き芋をほおばっています。皆さん、そんなにも焼き芋を求めていたんですね…。
実は「品川やきいもテラス」の情報は、今回このイベントへ焼き芋屋さんを出店している、私の古くからの友人である谷本さんに教えてもらいました。現在は愛知県西部の知多半島に「風と土」という農園を開き、さつま芋を育てていらっしゃいます。
人気店ばかりのため、焼き上がりを待つ行列が出来ているお店も多い中「あまり列を作ってほしくない」という谷本さん。なんでも、「寒い中並んで待ってもらうのは難儀やで。焼き上がり時間を伝えて、また来てもらった方がええねんで」(※イメージ上の関西弁です)とのこと。
や、優しいじゃないですか!!
会場を探索しながら、待つこと30分。
「焼けたで~」(※イメージ上の関西弁です)という声とともに焼き上がったお芋が並ぶと、少し離れたところからチラチラと見守っていた人々がワラワラと集まり、あっという間にその回は完売してしまいました。
私も、その出来立てアツアツの焼き芋に、さっそくかぶりつきました!
クリームのようにきめ細やかでしっとりとした舌触り。甘みは果物のように強くて、でも上品で… その美味しいこと!!
16年生きてきて(すみませんサバ読みました…)ウン十年生きてきて、焼き芋という食べ物への認識が根底から覆りました!
「品川やきいもテラス」は、今週末、1月29日(日)まで開催しています。
開催時刻の10:00 早々に行くと、待ち時間が少なくて良いとのことです。
皆さんにも、びっくりするくらい美味しい焼き芋をぜひ食べてみていただきたいです!
https://sst-am.com/event/1944.html
風と土
愛知県西部、知多半島のさつま芋農園
特許製法で焼いた石焼き芋の販売も行っています。
https://www.kaze-to-tsuchi.com/