山田 れい子
【「おもてなし講座」参加レポート前編】に続き、今回は後編をお届けします。
次のテーマは、道端でパニックをおこしている外国人がいたらどうする?
ボランティアセミナーでは、テーマについてグループでディスカッションをして、そしてそれを実際にロールプレイングというパターンを繰り返します。
「まずは落ち着かせないと」
「何かなくしたのだったら一緒にさがすとか。。。」
グループで話し合っていたら前に出てやってみてください、と当てられてしまいました。
(先生と目を合わせないようにしてたのに…泣)
私がパニックってる外国人役、隣の方がそれを落ち着かせる役。これはもう英語ができない分腹をすえて演技でカバーするっきゃない!
なんと私、山田は熱演賞をいただきましたよ!おほほほ
簡単ひとこと英会話(その4)
相手が言っていることをリピートしてあげると内容の確認にもなるし話をちゃんと聞いてるよという意思表示になって相手を落ち着かせるのに役立つそうです。
”You lost your passport?” 「パスポートを失くしたんですね?」
遺失物の場合にはいつどこで失くしたかを確認します。
”When did you see it last?” 「最後にそれをみたのはいつですか?」
”Let me take you to the lost-and-found.” 「遺失物取り扱い所にお連れしましょう」
※ the lost-and-found=遺失物取扱所、police station=交番、embassy=大使館
3.ボランティア・スピリッツについて学ぶ
最後に今まで経験した中で心に残ってるおもてなしと悪い印象のおもてなしについてグループでシェアし、自分たちはどのようなおもてなしをしたらいいか? を考えます。そしてそれをまとめて今回のセミナー全体で考える「おもてなし5か条」を作り上げます。
そしてできあがったのがコレです!
1、相手の気持ちに共感し相手の気持ちに寄り添う。思いやりをもつということ。
2、明るい笑顔は親しみを感じます。
3、勇気を出してひとことかけてみよう!
4、でも情報は正確に!
5、わからないときは、無理せずにほかの人に頼ることも必要。
そして何よりも日本に訪れる外国人の方たちとのコミュニケーションを自分自身が楽しむことが一番大切かもしれません。
研修を終えて「東京都 外国人おもてなし語学ボランティア」の登録証と”May I help you?”のバッチをいただきました。
2020年東京オリンピックパラリンピックに向けて日本を訪れる観光客もますます増えていくことでしょう。日本の良さをたくさん知ってもらって楽しい思い出をたくさん作って帰ってもらえたらいいなあ、と思うのです。