TOP / 留学 2016.06.09

留学のすすめ!話し相手の見つけ方

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鴨留学のすすめ!第四回目は「話し相手の見つけ方」だ。
私がいかに留学の初歩の初歩で躓いたか分かる明快なタイトルではないか!ハハハ!めげそう。
念のためだが、話し相手といったって話しかけるとよく育つというサボテンや、一日の終わりに「今日はとっても楽しかったね。明日はも~っと楽しくなるよね。」と確認をするハムスターなどではない。人間だ。もっというと現地人だ。

ちなみに、ポジティブで人類みな友達、出会った瞬間から「アミーゴ!」と熱い抱擁を交わせるタイプの皆様はそっとブラウザを閉じてもらって問題ない。珍獣を見るような目で読まれていると思うと居たたまれないので、私の、傷が、浅いうちに、早く、戻るボタンを、押すのです・・・!

最初から友達はハードルが高い

こういった痛々しい文章を書いていることから分かる通り、私は内気な人間である。
初対面の人と話すのは蟻のような心にアフリカゾウのような勇気を滾らせないといけないし、二度目に会う際も蟻の心にアジアゾウほどの勇気を奮い起さなくてはならない。友達になるまでに多くの時間を必要とする。
そんな性格の奴がいきなり海外にいったところですることは自室に引きこもり日本のyoutubeを見るくらいである。いっそ潔いくらいの機会の丸損だ。
留学期間に語学力を伸ばすには何よりも話さねばならぬ。しかし、現地人の友達がいない。どうするか?

ぶっちゃけ私のような人間には、最初は友達を作るのはハードルが高すぎるので無理に作ろうと思わないで行動することが大事だ。

カモの見つけ方

さて、私は先ほど「留学期間に語学力を伸ばすには何よりも話さなければならぬ」と言った。
誰と話したかではなく、話したもん勝ちなのだ。
それが分かっていて何故行動できないのか。

話しが尽きるのが怖いのである。
日本に居たってLINEのグループで自分の発言で話しが止まることが怖いし、知人と二人きりになったときに沈黙が恐ろしく、話題の引き出しをひっかき回して反応に困るトークをかまし撃沈するのだ。
母国語である日本語ですらそうなのに、外国語でなんてムーリー!と、そういう心理なのだ。

だから同士よ、まずは友達ではなく利害が一致する人を探そう。
カモは日本語学習者だ!(もちろん相手にとってはこちらがカモである)

1羽目)タンデムパートナー

私が留学した先ではタンデムパートナーという制度があった。タンデムパートナーとは「こちらが日本語を教える代わりに、そちらは現地語を教えてくれよ」という完全にギブアンドテイクの関係である。
顔見知り以上友達未満とでも言うのか、利害が一致した上での交流なので割り切って幾分気楽に話すことができる。
宿題の手伝いなんかもしてくれるので一石二鳥だ。
期間はお互いに飽きるまでなので、気が合えばずっと続けられるし、気付いたら友達になっている。
大抵の国には探せばある制度なので是非活用してみてほしい。

2羽目)日本交流飲み

留学先には恐らく、日本人と日本語学習者の定期的な飲み会があるはずだ。
それには積極的に参加しよう。「お名前は?」「ご趣味は?」「休日は何を?」というような見合いトークをすれば恐らく話しは尽きない。
お酒が飲める口であれば、少し気も大きくなってスムーズに話せることにびっくりするだろう。
ただし、「あれ?私、案外しゃべれる!」という幻想は大抵翌朝打ち砕かれる。
また、参加している日本人の中には、留学経験が長い人や現地で仕事をしている人もいるだろう。そういう人から有益な情報をもらうことで、留学生活がより楽しくなるはずだ。

3羽目)日本語教室

飲み会にはもしかしたら日本語教室の先生なども参加しているかもしれない。
その場合はチャンスだ!現に私は「何かあればお手伝いしますよ」と言って、日本語教室のサポーターをさせてもらった。
先生気分が味わえてなかなか面白く、タンデムパートナーも見つけやすい。
また、外国人に日本語をどのように教えればよいか・学習の際のどこで躓きやすいのかが学べるので自分のタンデム力アップにもなる。

4羽目)スポーツバー

最後はスポーツバーだ。これに限っては相手は日本語学習者ではないが、少ない語彙でも現地人と楽しく騒ぐことができる。
特にアジア人が少ない国では、たどたどしい外国語でも「この国に来て、この国の言葉をしゃべってくれている」とかなり喜んで親切にもらえるので、人見知りは治らなくても、現地人と話す苦手意識を多少緩和することができるはずだ。
試合の日に行って、飲んで歓声を上げよう。
ただし、あまり激しいファンがついている試合の観戦は控えること。国にもよるだろうが、それしか娯楽がないのかと聞きたくなるくらい感情のうねりが凄いので巻き込まれると危険だ。
おすすめは国際試合やマイナーリーグだ。周りは十中八九自国か地元の応援をしているので比較的安全だと思う。

 

ちなみに、タンデムパートナーやスポーツバーなど、話す内容を大まかに考えていける場合は、テーマに沿った単語を20語くらい覚えていくと比較的楽に話しができるはずだ。是非、お試しあれ!

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