植村明美
バレンタイン2018
義理チョコは悪なのか
GODIVA広告の波紋
今年は、バレンタインデーを目前にGODIVAがこんな広告を出し、その話題でもちきりとなりました。
日本は、義理チョコをやめよう。
日本は、と敢えて冒頭についているところが何とも言えず本気というか。
広告を出したGODIVAのジェローム・シュシャン社長の意図が各方面で分析されていましたが、その本当の気持ちは本人でないとわからないにしても、どちらにせよこの広告は慣習となりつつある義理チョコの習慣に一石を投じたということもありますし、GODIVAにとって多大な宣伝効果となったといえるのではないでしょうか。
社内でアンケート実施しました
で、です。
グッドクロスでは毎年この日は女性社員が男女を問わず義理チョコを配る日となっています。
なっていますというと義務のようですが、まあ年に1度のお祭り、大スイーツ祭り的な感じで女性がチョコやお菓子を渡しています。
ですが、本当は嫌な人も多いんじゃないかと危惧した社長より、アンケートをとってみたらどうかという提案があり、早速社員にアンケートをとってみました。
で、「アンケートの結果、反対意見が50%を1%でも超えたら、義理チョコなしでいいんじゃない。」という原田社長のお言葉。我々にとってはGODIVAのジェロームさんの言葉よりやっぱり自分んとこの社長の言葉に従う感じです。はい。
アンケートの結果発表
賛成か反対か
で、結果でました。
じゃ~ん。ご覧下さい。
賛成とどちらかと言えば賛成が併せて50%。
反対とどちらかと言えば反対も併せて50%。
なんと綺麗にわかれましたよ。半々。
男女ともに聞いてみたので、男女でどう意見が違うかも出してみました。
面白いことに女性にははっきり反対という意見はなく、どちらかといえば反対という意見だけであったのに対し、男性ははっきりと反対の意思を示した人が15%、どちらかといえば反対と併せたら53%と若干ですが過半数を上回っているんです。
それぞれの理由
理由を細かく聞いてみました。
まずは女性の賛成の理由から。
圧倒的に多かったのが感謝の気持ちを伝えたい。
2位は義理チョコは文化だ。これはもうイベントだからいいじゃない、みたいな感じですね。
3位は個人の自由でしょってことですね。その通りです。
反対の1位は出費・選ぶのが大変。うんうん、そうですよね。本命へのチョコだって数千円となると大きいのに、義理でそんなに使わないとならないのが納得できない感じですね。
2位は職場では仕事と関係ないことをしたくない。ONとOFFをきちんと分けたいという人ですね。
他には、そうしなくてはいけないような雰囲気が嫌、面倒くさい、などといった意見がありました。
さて、貰う側の男性の意見はどうでしょう。
賛成の1位はダントツで何だかんだ言って貰えるのは嬉しい。でした。素直な回答ですね。職場とはいえ、義理とはいえ、バレンタインデーに1個もチョコレート貰えなかったら、私が男性だとしたら結構落ち込みそうです。
2位と3位は職場の空気が良くなる、甘いものが好きでした。
反対の理由としてはお返しの出費が大変、選ぶのも大変というものでした。確かに、2月14日以上に3月14日は大変そうです。
欲しいのは本命からのみ! あなた一筋みたいな方もちらほら。誰からの回答か知りたいという女子意見多数。
その他にはこんな手段に頼らず職場のコミュニケーションを円滑にする方法を考えた方が良い。という意見や何に対しての義理なのか不明といった意見もありました。
そしてバレンタイン当日
さて、50%を1%でも上回ったらということでしたが、上回らなく綺麗にハーフ&ハーフだったので来年はどうするのか不明ですが、今日は例年通り朝からチョコを配る女性社員の姿が見られました。
制作部長谷川さんと午前中の戦利?品。
社長の元にも続々とチョコレートが。原田社長いつもありがとうございます。
皆さんの今年のバレンタインはどんな感じでらっしゃるでしょう。
Happy Valentine’s Day!