植村明美
東京マラソン2019の抽選発表があったのは9月25日。
今年もグッドクロスからは十数名がエントリーし、当選者は1人と、巷で噂される倍率どおりの結果となったのですが、想定外の事態が……。
当選した矢後さんの様子がおかしい。明らかにおかしい。
矢後さんが当選と聞いて、最初に思ったものです。今年は楽勝だな、と。日頃身体を鍛えている様子ですし、去年の練習でも終始疲れた様子も無く、体幹トレーニングの指導もしてくれました。
それなのに、当選者のインタビューを申し込んでも反応が無いし、練習の日程を決めましょうと提案しても無反応どころかなんか明らかにバリアオーラが出ている。
ところが1ヶ月経過していよいよ始まった練習から帰って来るなり、矢後さんより
インタビューするんじゃなかったっけ? というお言葉。
おぉお! とうとう、腹をくくったんですね! ってことで早速インタビューいたしました。
次回東京マラソン2019走者の矢後取締役です。
――矢後さん、当選発表から今日まで、1ヶ月以上ありましたがどうだったんでしょう。当初かなり動揺されているようにもお見受けしていたのですが。
本当に落ち込んだんです。というよりショックだった。5kmで精いっぱいの僕がフルマラソンなんて。中高の部活(バトミントン部)で走ってはいましたがいかにも汗を掻いたように見せることに一生懸命で。それがまさか当ってしまうなんて。
並盛り1杯のラーメンをですよ、この(ラーメン好きな)僕が途中で食べられなくなって残した。それくらい悩みました。
――え~っ!? 確かにそれは一大事ですね。1日3回食べてるんじゃないかってくらいラーメン大好き矢後さんが食べられなくなるって相当ですよ。そそ、そんなに悩んでらしたんですね。
だってね、禿げが出来ちゃって。
――えぇ~っ!?
本当だ! これは所謂10円○○ってやつ? ストレス性の抜け毛跡というのを初めて見た瞬間。
急いで高い育毛剤買ってきました。もう、いっそいで。
――でも、ここのところの腹を括られた様子に安心したのですが、決心がついた理由は何でしょう。
今、身体を作るうえで増量期なんですね。前は1年かけて増量して、ちょっと期間が長すぎたかなと思ったので今回は9月中旬から12月いっぱいまでしてるんです。1月から2月は減量期で東京マラソンのころは減量期のピークなんです。ぴったりすぎてナイスタイミングだなと思うようになり……。
1~2週間落ち込んでいたらターザンという雑誌があるんですがこれがダイエットとマラソンの特集を組んで。
↑画像は矢後さんのFBより勝手に拝借しました
まあ、そのあたりから腹を括ってはいたんですが、マクドナルドのスマイルランナー枠で河口さんが当選したでしょ。それでもう、逃げられないと思いました。
――ご家族は何と言ってらっしゃいますか。
何も。「ふうん。頑張ってね」みたいな。
――期待どおりのお答えで嬉しいです(笑)
1回目の練習を終えられて今のお気持ち、楽しみなことや懸念されていることなどありましたら。
楽しみなことというか、東京マラソン出場を口実にアップルウォッチ買いました!
――まあ! 良いですね。
オラオラ系が嫌いな矢後さんですが、オラオラ~みたいに見せてくださいました。
懸念としては痩せちゃうんじゃないかということ。せっかく筋肉つけて身体大きくしたいと思っているのに。
あと、ラーメンは本当に用意してください。街道沿いのラーメン店探しておきますので。
――わ、わかりました。でも、時間通りに来て下さらないとのびちゃうし冷めちゃう……。
↑画像は矢後さんのFBより勝手に拝借しました
――では最後に東京マラソンに向けて抱負をお願いいたします。
走るからには日本記録を出して1億円貰いたいです(笑)
今日は流した程度だけど去年より身体が軽いので1億円とりに行くペースで走ります。
そもそも社長が走った前回で終わりだったはず。それが原田社長が10万払ってでもまた走るってゆうから忖度してエントリーしたら当選でしょ。
もう、僕で終わらせます!
頑張れ矢後さん!
さあ、東京マラソンプロジェクト今年もとうとう始まりました! 皆さま今回もどうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。