後藤 真理子
「羅針盤」「火薬」「活版印刷」と合わせて四大発明と私が呼んでいる「ジェットストリーム」。
「クセになる、なめらかな書き味。」がキャッチコピーの、三菱鉛筆の油性ボールペンです。
従来の油性ボールペンと比べて摩擦係数を30%以上削減した滑らかさ、黒色密度を2倍にしたくっきりさ、そして優れた速乾性… 日本が世界に誇る、文具界の革命ですね!
ジェットストリームの書き心地が良いのは分かったけれど、もう少し見た目(ボールペン軸)にもこだわりたい… というアナタへ、今回は、ジェットストリームのリフィル(替え芯)のラインナップと、私が愛用しているペン軸を少し、ご紹介します。
単色用 ジェットストリームインク SXR-38 / SXR-5 / SXR-7 / SXR-10
100円+税
ジェットストリーム スタンダードなど、単色ボールペン用のリフィルです。
単色ボールペンは同じジェットストリームの3色ボールペンより書きやすい(気がする)ので、ジェットストリームの滑らかな書き心地を堪能したい方には、まずこちらをオススメします!
日本で初めてボールペンを発売したOHTO社の、C-300という替え芯と互換性があり、替え芯業界(?)では「300系」と呼ばれています。互換性のあるボールペン軸は各社たくさんありますが、元祖であるOHTO社のものは安くて(1,000円前後)高級感もあり、かなりオススメです!
SXR-38は0.38mm、SXR-5は0.5mm、SXR-7は0.7mm、そして SXR-10は1.0mmと、ペン先の太さによって型番が違います。カラーは黒、赤、青の3種類。ブルーブラックが無いのが残念ですが、どうしてもブルーブラックを使いたい場合は、同じ300系であるユニボール シグノのリフィル、UMR83.64(0.38mm)、UMR5.64(0.5mm)などを使うのも良いかと思います!
写真は「OHTO words + UMR83.64」
→ 文房具が大好き【その1】ボールペン編 より
多色用 ジェットストリームインク SXR-80-38 / SXR-80-05 / SXR-80-07 / SXR-80-10
80円+税
ジェットストリームの、多色ボールペン用のリフィルです。こちらは黒、赤、青に加えて緑色もあります。
トンボ鉛筆「リポータースマート」という軸(写真真ん中の赤いボールペン)と互換性があるため、リポータースマートにジェットストリームの芯を入れるという使い方も、気分が変わって楽しいですよ!
4C ジェットストリームインク SXR-200-05 / 07
200円+税
ジェットストリームプライムという高級シリーズ用のリフィルです。
各メーカーが採用する「4C」という定番の規格なので、国内各メーカーはもちろん、LAMY、STAEDTLER、Rotringなど名立たる海外ブランドのボールペンにも入っちゃいます!
写真はLAMYの「トライペン ロゴ」。3色ペンには見えないスリムなステンレス製でとても素敵なのですが、使っているとLAMYのロゴの印刷が消えちゃうのはご愛敬です!
G2 ジェットストリームインク SXR-600-05 / 07
600円+税
2018年2月発売の「ジェットストリーム プライム 回転繰り出し式シングル」と併せて、ジェットストリーマー(ジェットストリームが好きな人)待望の「G2」規格のリフィルがリリースされました。
G2規格は「パーカータイプ」とも呼ばれ、PARKER社の開発したリフィルが国際規格として定められたもので、各国の様々なボールペンに入れることができます。1,000円~2,000円程度で、ビジネスマンが使っても恥ずかしくない高級感のあるボールペン軸がたくさんありますので、お気に入りのものを見つけたら、ぜひ中身にはジェットストリームを入れてみてください!
300系、4C、G2など、同じ規格であっても若干長さが合わない、などのペン軸もありますので、ご購入の際は文房具系ブログなどで調べるか、詳しそうな店員さんに問い合わせてみたほうが良いかと思います。
それではよいボールペンライフを!
さいごに
今回は、ジェットストリーマーがすべてのボールペンをジェットストリーム化するための、替え芯・リフィルについて取り上げました。
弊社はBUSINESS名刺印刷所で印刷物を取り扱っていることもあり、紙好き、文具好きのスタッフが数多くおります!
ご興味のある方はぜひ、BUSINESS名刺印刷所のサイトもご覧ください。