植村明美
外出自粛要請は解除され、その後県をまたいだ移動がOKとなったのも束の間、新型コロナウイルスの感染が再拡大ということで、GO toキャンペーンも東京は除外でスタート。
短い夏は猛暑の為、元々外出なんかしないで籠っているに限るという人も多いかもしれませんが、お出かけしたい派の場合はストレスも溜まります。
法律的に東京から出ることを禁止されているわけではありませんが、やはりこの夏、色々な理由で東京都民は東京の中で過ごさざるを得ない人が多いと思います。
けれど東京にも緑はあるし、東京を見直す良い機会かもしれません。
外出を促すわけではありませんが、外出したいと思っている人は、人に迷惑をかけず、自分にも他の人にも感染しないよう注意を払って近場に出かけるのであれば精神衛生上も良いかもしれないですね。
どうしても自宅を出て別環境で宿泊したいという人には、特に自然を求めないのであれば都心のホテルで都民応援プランのあるホテルが幾つかあることがわかりました。
普段東京で暮らしているとなかなか都内のホテルに宿泊するという機会が無いと思いますが、自宅を離れて広々としたすっきりとした部屋、ラグジュアリーな空間で過ごすというのも、かなりリフレッシュになるかもしれません。
都民対象の割引のある都内のホテル
都内10か所のプリンスホテル(高輪、東京、品川、サンシャインシティなど)
Gotoトラベルで東京都がキャンペーン除外が解かれる日までの期間、宿泊費の割引はありませんが、都民が宿泊すると、ホテルで使える施設利用券5,000円が貰えます。
また、直営のレストラン・バーは20%引きとなります。
宿泊しなくてもホテルのレストランなら席もゆったりですし、外での食事なら普段外食を控えている方にとっても少し安心かもしれません。
毎年大人気の東京プリンスホテルのビアガーデンでBBQというのも楽しい夏の思い出になりそうです。
ワーケーションプラン30連泊39万円を発表して話題のホテルニューオータニですが、普通のバケーションとして利用できる都民専用のプランもあります。
スタンダードルーム6連泊で1室99,600円~(ミールクーポン付、税・サービス料込)のプランと、ナイトプールの利用券のついた1泊30時間ステイプランです。
どちらも医療従事者の方にはボトルのシャンパンをプレゼントなど更なる特典があります。
ホテル椿山荘東京 TOKYO to TOKYO東京都民応援キャンペーン
都内にありながら広い緑の森を擁する椿山荘ではタクシー付や駐車場無料など密にならずにゆったりとラグジュアリーに過ごせる様々なプランを展開中。
江戸時代は将軍家が花見に訪れる場所だったという高台、品川・御殿山に位置。
お食事は都心にいながら緑を感じるテラスBBQも楽しめます。
都民限定で上層階のエグゼクティブフロアが30%割引となります。他にもテレワークのためのデイユースプランなど様々なプランが用意されています。
昨年リニューアルして生まれ変わったホテルオークラや、お台場の日航ホテルなどを擁するホテルチェーン。
THE Okura Tokyoでは客室料金が15%OFF、グランドニッコー台場ではベイビュープラン
14,800円が10,360円になるなど、お得なプランが沢山あります。
東京ステーションホテル、メトロポリタンホテル、JR東日本ホテルメッツ、などが都民に限り、室料50%以上割引、朝食無料、5,000円分の施設利用券付。
とても魅力的ですが、やはり東京ステーションホテルは50%OFFとなってもそれなりのお値段。ただ、だからこそ普段ではなかなか泊まることができないと思うので、ずっと泊まってみたいと思っていた方には良い機会かもしれませんね。
都民限定の宿泊プランがあります。前日までに予約なら大変お得。都民限定ではありませんが当日プランもあります。
また、特に割引はありませんが、ガーデンレストランでのBBQは静かな環境で少しだけアウトドア気分を味わいたい人にはぴったり。暑いかもしれませんが土日祝日はランチタイムのBBQもやっています。
展望台施設
展望台も、東京にいるとなかなか訪れる機会が無い場所かもしれません。遠くの山々や自分の家の方を見てみたり、夕方から夜にかけては夏の美しい夕焼けや夜景や星空を楽しみたいですね。
展望台も都民の割引をしているところがありますよ。
入場料東京都に在住・在勤・在学している人対象に20%OFF。
8月23日まで、当日券に限り東京都民50%OFF。
ただし、お盆期間中はやはり人気のようで、昼の時点で18時30分からの整理券を配布するなどしている模様ですので事前に問い合わせてお出かけください。
六本木ヒルズ展望台では割引などは実施していませんが、人数を制限して徹底的にソーシャルディスタンスを実施。また、一時休止していた星空展望会などを開催中。
他にも暑さに注意しながら、近くの公園や河原など、少しだけリフレッシュできる場所や楽しむスタイルは色々あると思います。
いずれにしても、施設を利用する際はマスク着用、体温を測るなど施設側の要望をしっかり守った上で、暑いけれど短い夏を今年なりの方法で楽しみたいですね。