植村明美
マスクは今や私たちの生活の最重要ともいえる必需品となりました。
時にはそれは命を守るものであり、時にはそれは誰かを守るためのものであり、また通行手形的であったり入館証の役割もあるものとなりました。
作年の流行の始まりの時期はマスクを買うことも難しく、マスクなら何でもいいからほしいという時もありましたが、今はそれぞれに用途を考えたり、感染予防を重視するか、肌触りを第一とするか、デザインなど見た目を重視するかなどで使い分けることも可能ですし、購入するものも違っています。
私ウエムラは、一時期不織布マスクのムレによる肌荒れに大いに悩まされました。
それで薬をつけたり、色々と試してみましたが、一番自分で良いなと思ったのがGUのフィルター付きの布マスクです。
肌触りや息のしやすさなどを考えると布マスクのほうが私はいいなと思ったのですが、不織布のようにフィルターが無いのはなんとも心もとない気がしていたところ、まずユニクロがフィルター内蔵の布マスクを発売し、お店に行ってもすぐSOLD OUTとなって、なかなか買えないという事態が発生するほどに。
その後、GUでも同様にフィルター内蔵の布マスクが登場し、こちらは更に色のバリエーションも豊富で大人気となり、私も1度使ってから手放せなくなりました。
そのGUのフィルター内蔵のマスクが発売から1年経ち、この度リニューアルしたというので早速新しいものも購入。
どんな点が変わったのかを見てみたいと思います。
合わせてみますと、形は若干変更があります。
重ねた下が新しいタイプのもの。
どちらも女性用とされるMサイズです。
サイズの規格をみると旧タイプは20cm×12cm、新タイプは20cm×13cmとなっています。
少しだけ大きくなり、若干斜めに脇がカットされているので、より顔にフィットする設計になっているようです。
材質を見ると、旧タイプは外側レーヨン60%、ポリエステル34%、ポリウレタン6%。内側はポリエステル100%
フィルターはポリブロビレン100%です。
新タイプのほうは、外側レーヨン61%、ポリエステル36%、ポリウレタン4%。内側はポリエステル100%
フィルターはポリブロビレン100%です。
内側とフィルターの素材の割合は同じですが、外側はポリウレタンの割合が少なくなり、その分レーヨンとポリエステルが少し増えています。
外装に記載されている機能の特徴として、どちらもGU DRY素材、接触冷感、高機能フィルター採用、快適にフィットする立体(3D)構造、ネットに入れて洗濯機で洗えるとなっています。
どちらもGU DRY素材を使用し、接触冷感となっていますが、つけた瞬間に一番違いを感じたのは、冷感度が新しいタイプのほうがアップしていると感じました。
また、新タイプにのみメイク付着が目立たないインナーサイドカラーと記載がありますが、内側は以前のものも同じ色ですので、特筆すべき点として今回記載を加えたのかもしれませんし、サイズが若干大きくなった分、横から見るとわかるように口からの距離があるというか、マスクと口の間の少し隙間ができます。
シルエット的には以前のもののほうが好きかなと思うのですが、このためメイクの付着はより少なくなっているかもしれません。
あと、息も若干しやすいのかもしれません。
また、紫外線を90%以上カットするというのが加わりました。
このスタンダードなマスクの他にも、リボンつきのものがあったり、カラーも豊富に揃う点、あと、ユニクロのものより若干生地が厚めで洗っても型崩れしないところなどが気に入っています。
ワクチンの接種も進んでいますが、この夏もマスク生活は確定と思いますので、気に入ったマスクで少しでも快適に過ごしたいと思います。