矢後和徳
~ ①大衆食堂スタンド そのだ ~
私がグッドクロスのメンバーとなる際、コイツをはなっておけば近辺の美味いラーメン屋を勝手に見つけてくる、という触れ込みで入社したのですが、最近は社内に密偵も増え、オープン前のタレコミが入るようになりました(笑)
こちらもそのうちのひとつ。
ラーメン屋ではなく、町中華っぼい居酒屋。
大阪では人気店だそう。
9月11日オープン。
10月5日訪問。
ランチから夜まで通し営業はありがたい。
お昼なのに夜の居酒屋かというくらいの盛況ぶり。
のれんの裏は外飲みコーナー。ここも満席。
中央コの字の店員さんをぐるり囲む作りで、その横のカウンターが空いてました。
メニューの貼り紙が雰囲気出してます。せんべろみたい(^q^)
食堂だけあって、牛すじカレーからカオマンガイ、ルーロー飯、油淋鶏にナポリタンまで。
ラム串、オムレツ、チャプチェ、麻婆豆腐にしょうが焼きとかカオスっぷりが半端ないって。
昼飲み客結構いるね!
さすが東口の五反田歓楽街。
新たなせんべろ誕生の予感。これはこれで別途取材が必要か(^^)
どこで作っているか、ぼちぼち時間がかかり登場。
中華そばは貝出汁との前情報でしたが、出汁にうま味としてとして溶け込んでいる感じ。
スープはかなりブラックですが、見た目とは裏腹にあっさり。
細かいけれどプカプカ浮かぶ背脂ミンチは尾道ラーメンを連想させますが、そういえばこのチェーンは広島で尾道ラーメンも展開しています。
尾道ラーメンとは異なりますが、動物系に乾物の旨みと椎茸の旨味で町中華と侮れないほっこりする味わい。
アサリは4つ。
完全に出汁出切ってますが、これはこれで。
箸がエコ仕様の丸箸のため、平打ち四角麺が持ち上げにくい^^;
オーション入り? なのか麺の色は茶色っぽく比較的ゴワ系。
これは好みが別れるところで、個人的には丸いストレート麺か、かん水たっぷり黄色い細縮れ麺が合うんじゃないかと。
あっさりしているのでアレ? どんな味だったっけ? とまた食べに行きそうな、そんな一杯でした。
ま、ラーメン屋じゃないんでね(^^)
~ ②元祖広島汁なし担担麺きさく ~
7月16日オープン。
3か月が経過した10月18日、担担麺の挽肉に怯み減量明けにようやく訪問。
広島汁なし担担麺は現地でも食べましたがとても美味しかった記憶があります。
店名の元祖もそうですが、店内の壁に本場四川省で研究したというウンチクの通り、正宗担担麺、成都式ってやつですね。
日本では陳建民氏が広めた汁ありの担担麺が先に広まったため、汁なしが後から出てきたように感じますが、もともと四川省の昔ながらのファーストフードである担担麺。
このため汁ありと差別するために成都とつけたり、正宗や元祖などを付けて差別化図ってるんですね。
因みに担担麺の由来は「天秤棒を担いで売り歩いた麺」のため正しくは担担麺、担々麺。(簡体字では担担面とも)
この誤字として”坦坦”や”坦々”を時々見かけます。
かなり昔にBANされてしまいまいたが、担々麺botというTwitter内で担担麺の誤字を見つけるとあげあしRTをしてくるお節介さんもいたくらいです。
そんな汁なし担担麺ですがこちらは並で680円。
現地ではもう100円安いので五反田価格かな^^;
現地の方々は温泉卵に追い飯を付けていて、それに倣って追い飯の購入方法をお店の方に聞いたところ、Aセット120円で追い飯と温泉卵がプラスできるそう。
あらお得(^^)
大盛りで正解の量。
麺量は100g程度しかないため、並だけ食べるとおやつ感覚です。
辛さに悩みつつ、後からでも足せると優しく案内されつつも、辛さは中で(笑)
広島汁なし担担麺ではお決まりの「20回は混ぜてください」とのウンチク通りマゼマゼ。
温玉投入♪
結構辛いね! 痺れます。
さすが本場四川省の味。ラー油よりも痺れが勝ってます。
ラー油は原液ということでかけてみるもあまり変わらず、辛さレベル強になるよう追加をお願いしてみます。
ウヒャー、やり過ぎた^^;
辛さレベル微か弱で十分美味しいかと(汗
オープン時にはなかった中華そばが増えたようで、聞くと寒くなってきたから、とのこと。
これも食べに来なければ。