植村明美
先日、東京都版GotoトラベルともいえるもっとTokyoがスタートしましたが
これまで東京以外の県でそれぞれ行われてきた「県民割」は期間が延長されて7月14日まで実施となりました。
各県とも、該当する県に居住・勤務する人だけでなく、隣接する県や、県によってはひとつ飛び越えて隣の県に在住する人までが利用可能であったりするなど、利用可能な範囲が広がっています。
例えば一番対象となる県が多いのが三重県が実施する「みえ得」で、次のとおり13もの県民が対象となっています。
(対象:三重、愛知、岐阜、静岡、滋賀、京都、奈良、和歌山、福井、石川、富山、長野、新潟県民)
利用者は、居住地確認のため身分証明書の提示に加えて、ワクチン 3 回接種証明書、または PCR検査・抗原定量検査(検体採取日+ 3 日)・抗原定量検査等(検体再採取日+ 1 日)の陰性証明書の提示が条件です
現在第3弾を実施中ですが、第4弾が7月1日から始まり、7月14日まで続きます。
その他の県の県民割りも大体同じようなシステムですが、7月14日をもって終了し、その後は県民割と入れ替わりに「全国旅行支援」が開始される予定です。
これまで、対象が実施されている県民のみだったのが、隣接する県へ広がりましたが、それが一気に全国へと拡大されます。
利用者にとってはGotoトラベルとほぼ同じと捉えて良いのではないでしょうか。
これまでの県民割は交通費を含む旅行代金の最大50%、上限5,000円(県によっては,7,000円)が支援され、地域のお店などで利用できるクーポン2,000円分が配布されていましたが、新たな割引では、割引率は最大40%と率は下がるものの、交通費付きの旅行プランの場合は上限が8,000円となりました。これにより宿泊費と交通費あわせたパックの20,000円の商品が一番恩恵を受けられるということになります。
宿泊のみの利用の場合は引き続き上限は5,000円となる予定です。
また、クーポンは一昨年実施されたGotoトラベルが休日に集中してしまった教訓から、休日の利用は1,000円、平日は3,000円の配布となります。
実施時期、申込み期間とも未定ですが、恐らく県民割が終了するのが7月14日なので、期間は7月15日から8月31日までとなりそうです。
申込み開始は7月1日ごろと思われますが、詳細の発表をお待ちください。こちらの記事も追記して更新いたします。