消火栓の使い方研修を行いました
社員日記
2017.06.29
近年、駅や商業施設などで見かけるAED(自動体外式除細動器)。突然正常に拍動できなくなった心停止状態の心臓に電気ショックを与え、本来のリズムに戻すための機械です。目の前に倒れている人がおり、もしかしたらAEDで救えるかもしれない。そのような状況で、皆さんはこの機械を正しく使えますか?
先日、弊社の BCP(事業継続計画)への取り組みの一環として、講師の方をお呼びしてAEDの講習会を行いました。
119番に通報してから、救急車が来るまでにかかる時間は、全国平均で約8.6分だそうです。その間にAEDの活用を含む心肺蘇生を行った場合と何もしなかった場合とでは、救命の成功率が倍も違うとのこと。救急車が来るまでに自分は何をするのか? その内容がいかに大切かということが分かります。
今回の講習では、胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDについて、基礎知識を教わり、実技指導を受けました。参加したスタッフからは「胸骨圧迫は思ったより力がいる」「一人では大変」「AEDの使い方を初めて知った」などの声が上がりました。
技術面の習得はもちろんのこと、「助けを呼んで人を集める」「一刻も早く胸骨圧迫を始めて、その手を休めない」などの救助の基本が重要であることを再認識しました。
実際に人が倒れていたら、どこまで冷静に対処できるかは分かりませんが、自分にできる限りのことをしたいと思います。また、知識のある人が周囲にいれば、助かる確率はさらに上がりますよね! より多くの人が応急手当の知識と技術をもつことが必要だと、強く感じました。
避難訓練の見学から始まったグッドクロスのBCP。次回はいよいよ、私たちの避難訓練です。