植村明美
LES CACAOS(レ・カカオ)
すいすいスイッチ水曜日。
さあ、今日も美味しいスイーツを食べてやる気スイッチ入れますよ~。
しかも今回はとうとう五反田の至宝!
LES CACAOS(レ・カカオ)さんにやってきました~。
駅の東側をずんずん進んでいくと突如現れる、ここだけパリみたいなお店です。
LES CACAOS
こちらのお店は店名からもわかるとおり、チョコレート屋さん、ショコラトリーです。
シェフの黒木琢麿さんは麹町のシェ・シーマ、パティシエ・シマのオープニングを経て渡仏。7年間パリのパティスリー、ショコラトリー、レストランで勤務。
日本に帰国後、ピエール・マルコリーニのシェフ・パティシエを経て2016年11月独立開業されたということです。
シェ・シーマ、パティシェシマ、ピエールマルコリーニといえば言わずとしれた超有名店。
そこで修業されたシェフが出されたお店だったのね。それはポイント高いわ。絶対美味しいに違いない。
お店に入るとゆったりとした贅沢な空間になっています。さすが高級店。
そして宝石のようなボンボンショコラの数々がキラキラと並んでいます。
でも、今日はとっても暑いしこれからちょっと他にも行くところがあるToo hotな日なので、ショコラはいくら大好きでも美味しくてもやめておくことにしました。ん~、残念。
その代わり、冷蔵ケースに美しく陳列されたケーキの中から、暑い季節でもつるんといただけそうなデザートを選んでみましたよ。
すみません~。ボンジュ~ル。これをくださいシルヴプレ♪
トンカ
トンカ 580円
トンカ豆で風味づけしたチョコレートムースにキャラメルソースをいれたもの、という説明が添えられていました。
ん? んん? トンカ豆ってなに?
昔お相撲さんになるために日本にきた人の出身地だっけか。えっとそれはトンガですか。こりゃまた失礼。
Wikiを見ましたところ
クマル(学名:Dipteryx odorata、英語:cumaru、kumaru)は、中央アメリカから南アメリカ北部に自生するマメ科の被子植物。
クマルという語はフランス領ギアナの先住民の話す言語から来ており、以前の属の名前 Coumarouna の由来ともなっていた。また、同じ地域に住む別の先住民からは、トンカと呼ばれている。
へえ~。そうなんだあ。そして、バニラに似た甘い香りを放ち、お菓子や香料に用いられるとのこと。素敵だわあ、トンカ。
こちらには同じ名前のボンボンショコラもあるようです。
すくってみると、思っていたよりムースが柔らかい。
なめらかプリンくらいかなと勝手に想像していましたが、もっととろり~んと滑らかです。
カカオの香りが高い! さすがショコラのお店のショコラデザートです!
キャラメルソースも大変香りがよく、カカオの香りとほろ苦さに、キャラメルの香りと別の苦さが加わり、単なるチョコレートムースを超えた、見た目よりずっと複雑で大人の味わいを創り出しています。そこに、ミルクの香りが濃厚にするフレッシュ生クリームが合わさって、もう、本当に美味しい。
ほっぺが落ちるとはこのことです。
とてもシンプルだからこそ、素材の良さがひきたつ、シンプルだけど複雑に絡み合い織りなす味。そんなデザートです。
ほら、食べる前の画像をもう一度見ていただくと、ムースの部分にキャラメルソースが入り込んでいる様子がわかりますよね。
ビターチョコレートとピーカンナッツのクッキー
さて、こちらのお店は焼き菓子も美味しいと聞いたので、クッキーも買ってみました。
ビターチョコレートとピーカンナッツのクッキー 150円です。
袋から出してみると、結構薄焼きです。
そして、口に入れた途端に、口中にカカオの苦みと芳醇な香りがまず広がります。そしてナッツの旨み。チョコレートの甘み。
こちらもただのチョコレートクッキーではありません。
ショコラの魅力が詰まったようなクッキーです。
Bean to Bar(ビーントゥバー)と言われるカカオ豆の仕入から成形までチョコレート製造工程の 全てを自社工房で一貫して行う手法をとっているお店だからこそ、生み出せる味なのかもしれません。
ビーントゥバーについては、機会があったらまたゆっくりお話したくてよ♪
でも、ちょっと触りをお話すると、なんつうか、最近クラフトビールっていうのがビール界で流行ってるじゃない? そのチョコレート版みたいな~。だからお店独自の味を出せるってことかな。
ちょっぴりお値段はお高いけれどそれだけの価値がありますね。涼しくなったら今度こそボンボンショコラも買いに行かないと。季節ごとに行ってみたいお店でしたわ。
あなたも五反田にぜひ、美味しいショコラ、美味しいスイーツを買いにいらしてね。
ではでは。サリュ~(Salut)♪
本日のベツバラ情報
ベツバラ店舗情報
LES CACAOS (レ・カカオ)
住所:東京都品川区 東五反田 2‐19‐2 第2東都ビル 1F
時間:11:00 ~19:00 火曜日定休日
電話:03-6450-2493
本日の本バラ
陳家私菜 五反田店の痲婆刀削麺 780円