植村明美
メゾンカイザー五反田店
すいすい水源降雨ちゅう。
五反田駅の東側、大崎の方面に少し歩くと、綺麗で新すぃ~い(新しい:一応注釈)街並みが広がっているのよね。
その一角、高層ビルの1FにありますMAISON KAISER五反田店。
ペパーミントグリーンのファサードが清々しいです。
MAISON KAISER(メゾンカイザー)はあんパンで有名な銀座木村屋の御曹司、木村周一郎氏率いるブーランジェリーブランドです。
MAISON KAISERとは
慶応大学を卒業した木村氏は、さすが御曹司、お友達の曾祖父様が創業メンバーという大手生保に就職。営業として数年働いたところで、そろそろパン業界に入るようにお父様に言われます。
その頃、業界では「パンのことを全く知らない人間に最高のエリート教育を施したらどんなパン屋を作るかを見たい。」という大いなる野望が持ち上がっていて、白羽の矢は木村氏に立てられます。
木村氏はパンの製法を科学的に学ぶため米国立製パン研究所(AIB)へ派遣されます。そのアメリカで天才パン職人であるエリック・カイザー氏と出会います。そして修業がきつい事で有名なパリのエリック・カイザー氏のお店で、パン職人として働きだします。
やわじゃない御曹司はフランス語が出来ないので余計にいじめられてももろともせず、先輩職人が週2日休んでいるところを1日だけ休み、どんどんとステップアップ、カイザー氏の信頼も得ていきます。
そして、カイザー氏に呼び出され「日本に帰ったらどうするのか?」と問われた木村氏が「パリにあるようなパン屋をやりたい。」と告げたところ、「では一緒にやろう。」ということに。
2000年にエリックカイザージャポンを設立し、翌01年、東京・高輪に1号店を開店。開業資金の一部は親戚から借りたものの、木村屋の出資はなく起業。
現在では年商34億円。直営店舗は首都圏、地方あわせて21店舗となっています。
初めてメゾンカイザーのパンを食べた感動は忘れられません~。
バゲットのクラストはパリッパリのパリの味。お味噌にも似た独特の酵母と小麦の香りがしました。クロワッサンもサックサク。惣菜パンの惣菜もめちゃうま。そしてクロワッサンダマンドを初めて食べたのもメゾンカイザーだったなあ。
公式サイトによると、メゾンカイザーのパンはフランスにおけるパン作りの理念に則ってルヴァンと言われる天然酵母を使い、イーストを極力使わず、低温長時間発酵技術を駆使したパン作りをしているんだそうです。
さて、前置きはこのくらいにして、本日のベツバラでございます。
ラスイチだったカヌレ・ド・ボルドーとフィナンシェ。
カヌレについてのお話は以前コチラでいたしましたのでよろしければご参照くださいませ~。
IKEDAYAMAのものより少しだけ大ぶりでもちっと食べ応えがあります。
フィナンシェとは
そしてフィナンシェは、ノーマルな金の延べ棒型とは違う、半球体のコロンと可愛らしいもの。小さなものが幾つか袋に入っています。
元々フィナンシェは「お金持ちのお菓子」と言われていて、それはバターがた~っぷりだったりというリッチな材料ということと、金の延べ棒を模した型に入れて焼かれている形からなんだそうです。
可愛いプティサイズのフィナンシェ
大きさはほら、こんなに小さいのです。プティ~。
しかもお値段も168円というお手頃価格。これはニ○リもびっくりお値段以上♪
自分用として楽しむのもいいし、他のクッキーなどと共に手土産にしても喜ばれそうです。
ぱくっとひとくちで食べられますので、ポロポロ落ちることもなく。良いバターが存分に使われているようで、ジュワ~とバターの味がお口に広がります。
ん~トレビア~ン。
小さいけれど満足感はたっぷり。袋に5個入っているから、一度に食べたり、少しづつ食べたり、食べ方を調節もできますね。
ケースの中に美味しそうなベリーのケーキもあったわあ。次回はあれ、食べてみようかしら。
ではでは、週末は晴れて暑いみたいですから~。体調管理お気をつけください~。
アデュー。再見。バイビー♪
本日のベツバラ情報
本日のベツバラ店舗情報
メゾンカイザー五反田店
住所:東京都品川区東五反田2-10-1 パークタワーグランスカイ1階
電話:03-6450-3705
時間:8:00~20:00
本日の本バラ
広州市場五反田店の3種盛りワンタン麺