TOP / 言葉 2015.09.11

れ足す言葉の見分け方

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れ足す言葉以前、「可能」を表現する際に誤って使われる「ら抜き言葉」をご紹介しましたが、今回ご紹介するのは「れ足す言葉」です。
「ら抜き言葉」は「可能」の動詞に必要な「ら」を抜いてしまう誤用ですが、この「れ足す言葉」は「可能」の動詞に余分な「れ」を足してしまうというもの。
知らず知らず使ってしまい、違和感を覚えることはありませんか?


れ足す言葉の見分け方


ら抜き言葉と同じく「Let’s」で考えましょう。
誰かを誘う形にすると分かります。

勧誘の形で「よう」が付く場合

れ足す言葉になることはありません。
語幹の後に「られる」が付きます。

見る→見よう→見られる
食べる→食べよう→食べられる
生きる→生きよう→生きられる
来る→来よう→来られる

勧誘の形で「ろう」が付く場合

れ足す言葉になることはありません。
語幹の後に「れる」が付きます。

走る→走ろう→走れる
終わる→終わろう→終われる

勧誘の形で「よう・ろう以外」が付く場合

れ足す言葉を使ってしまう可能性があります。
気を付けましょう。

歩く→歩こう→歩ける(正:歩ける)
飛ぶ→飛ぼう→飛べる(正:飛べる)
買う→買おう→買える(正:買える)

なお、「れ足す言葉」は「ない」の形で間違った使い方をしてしまう方が多いようです。

行く→行こう→行けない(正:行けない)
飲める→飲もう→飲めない(正:飲めない)

最初は違和感を覚えても、使っているうちに誤った表現に慣れてしまうので、日常生活から気を付けたいですね。

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