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内田絵梨
内田絵梨
今年はびっくりするほど梅雨が早く明けて、夏が到来しました。
テレビをつけると、熱中症への注意の呼びかけが毎日のようにされていて、外へ出ただけで夏のむわっとした空気にやる気を削がれ、じりじりと肌が焼ける感覚に憂鬱になります。
今回はそんな夏と暑さについて調べてみました。
そもそも天気予報でよく聞く「真夏日」と「猛暑日」とは何なのでしょうか。
真夏日は最高気温が30℃以上になる日、猛暑日は最高気温が35℃以上の日を指します。
ちなみに最高気温が25℃以上の日は「夏日」なので、5℃刻みで暑さを表す言葉が決められているのですね。
また、夕方から翌日の朝までの最低気温が25℃以上になる夜を「熱帯夜」といいます。
わざわざ名前が付けられているということは、注意をしなくてはいけないということ。
室温の調整だけでなく、湿度などにも気を配り、少しでも過ごしやすくするための工夫をしましょう。
さて、年々暑くなっているように感じる夏。
本当にだんだんと気温は上がっているのでしょうか。
実は今年2022年の3月7日にNASAが1880年から2021年までの気温の変化を視覚的に分かりやすく表した約1分間の動画を公開しています。
これをみると、わずかではありますが夏だけではなく一年を通して着実に気温が上がっていることが分かりますね。
毎年「記録な猛暑」という言葉を耳にしますが、暑さの円が大きくなっていることを考えると、毎年同じ言葉を繰り返し注意喚起をするのも納得です。
これから本格的に暑い夏が始まります。
油断せず、健康に夏を乗り切りましょう。
参考:気象庁(気温について)