TOP / 言葉 2025.01.30

何故学校に行く事を山に登るように登校、下校というのか

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学校に行く事を「登校」「下校」と言うのは何故か。

今まで疑問に思ったことも無かったのですが、急にとても気になりだしました。

それは電車かバスか忘れましたが後ろで話していた若者たちが「何で登校下校っていうんだろう」「グーグルかヤフーで検索したらわかるんじゃない?」

「検索しても良くわからなんだ」という会話を聞いたことがきっかけでした。

確かに調べてみると諸説あることがわかりました。

登るとは高い場所に行く時に使われる言葉、文字で山や城に行くときは登山、登城といいます。

学校が寺子屋といっていたように寺が開放されていた時もあり、寺は山の上にあることが多かったったからという説がひとつあります。

また、登は高いだけでなく立派なところに行くという意味あいの時も使われます。

城も寺も物理的に高いだけでなく立派なところという事にもなります。

学問を教える場所が崇高で立派な場所であるという考えから学校には登る、「登校」「下校」という使われ方となったと考えられます。

更には広辞苑で調べると「登る」には順々にたどって高いところへ行くという意味もあります。

学ぶということは一度に飛躍するのではなく積み重ねて高みに行くということからも学校に登る、というのは意味が通じると思います。

今より学ぶ事、学ぶ場所が特別だった為、物理的に高い場所にあったというよりもこちらの説のほうが説得力がある気がします。

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出典:岩波書店 広辞苑 第七版

さいごに

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